エルディション

エルディションとは、博学の意味ですが、雑学程度の情報の紹介

ジョエ・コロンボの家具

ジョエ・コロンボは、アーティストを志して、ミラノ国立プラレ美術学院で絵画と彫刻を学んだ。 そして、1951年に前衛美術集団「ムヴィメント・ヌークアーレ」を結成して、アーティストとし て活躍したが、ミラノ・トリエナーレでプロダクトデザインに魅了され、1954年までミラノ工 科大学の建築学部に在籍した。 しかし、1954年に父が他界したために、アーティストをあきらめて、父の電気部品工場の仕事 を引き継いだ。 それでも、プロダクトデザインの夢をあきらめられず、1962年に、会社を辞めて、ミラノに デザイン事務所を開設して、インテリアやプロダクトデザインの仕事を開始した。 そして、1962年に新素材だったファイバーグラスを使用したラウンジチェア「エルダ・チェア」 を発表しました。 

「エルダ」とは、コロンボ夫人の名前である。

同1962年に、アクリルの特性を生かした今までにない照明「アクリリカ」を発表しました。 これは、1964年の「第13回ミラノ、トリエンナーレ」において金賞を受賞しました。

 

 

このランプは、基底部からの光がアクリルに伝わり、前面がほのかに光るランプで、 弟のジャンニ・コロンボとの共同作品である。

1965年に、照明「スパイダー」)を発表して、1967年に「コンパッソドーロ賞」を 受賞しました。

このランプの特徴は、高さや向きを自在に調整できるランプであることである。

1970年に「ボビーワゴン」を発表した。これは、製図机の脇に置くためにデザインされた が、今は、美容院御用達の作品である。

「ボビーワゴン」は、現在「ニューヨーク近代美術館(MOMA)」のパーマネントコレクションとして収蔵さ れています。

1969年には、ドイツケルンにおける家具見本市で「ヴェジオナ」を出展、その中に「トータル ファンクショニングニット」がある。 これは、彼の「家具(装備)のシステムを考えることから外側の住居のあり方を規定してい く」ことへの試みの結果である。

今回は、「wikipedia」他を参考に紹介しました。

☆参考(アマゾン)

○ボビーワゴン

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○アクリリカ

カルテル ダイニングチェア クリスタル W62/D64/H59/SH25cm ジョエコロンボ SFCH-K5867-B4【国内総代理店正規品】